いろはにピアノ練習日記

50手前でピアノを再開した記録

ツェルニー40番3番

しれっと40番に突入しているのですが。

 

アルペジオに苦手意識はないのに(意識がないだけともいう)。

何これマジむずい。

ゆ〜っくり弾いてやっと通せる感じです。

 

ツェルニー40番は、2週間毎のレッスンで、1度で終わることはほぼないんだろうなと悟りました。

1度で終わることが割と多かったツェルニー30番も、ほんと、ほとんどおまけで「まぁいいでしょう」だったので、当然と言えば当然なんですけども。

 

となると、あれですね。

この本が終わるのはどんなに早くても3年半後といったところでしょうか。

 

 

ゆっくりじっくりコツコツと楽しんで行こう。

クーラウのOp.55-2 できたら3楽章

2週間ぶりである今回のレッスンの宿題は、

 

 

だった。

 

ツェルニーは前回の23よりは弾きやすいし、ソナチネの1楽章は前回からの繰りこしだったから、まぁ3楽章もいけるでしょう。

 

なんて思ったのが甘かった。

 

ツェルニーは全然テンポがあげられないし、ソナチネ1楽章は弾けば弾くほど弾けない部分がはっきりしてきたから、そこを重点的にやってもモヤモヤしたままで。

 

駄目だこりゃ。
これで3楽章までせっせと練習したら、どれも中途半端で3つとも全滅だ!!

 

というわけで、3楽章は月曜日に弾いたのを最後に、ページも開かず放置。

 

そしたらなんと。
レッスン時間残り5分の時、
「3楽章はどうだった?」と聞かれ、
ツェルニーと1楽章で手一杯で、今週頭を最後に弾いてません」と正直に答えたら……。
一応、練習した形跡の(書き込みがして)ある楽譜を見た先生。

 

「それじゃあ弾いてみましょう!!」

 

うひゃーーー。

 

みて頂けるのはマジでありがたいのです。
でも残り5分。
今回はちゃんと練習してないから、え?初見なの?状態で、一通り弾くだけで余裕で5分は越える。
そこから次回のレッスンに向けてのアドバイスを頂くとなると、何分超過することだろう。
今日は恐れ多すぎて、何分越えたのか、怖くて確認もできなかった。

 

先生はいつもそう。
1回30分のレッスンなのに、「次の生徒がいないから」と、平気で45分とか50分とかみてくださる。

時間が越えた分は完全にボランティアなのに…………。

 

「前にも話したと思うけど、ソナタソナチネは〜」
どうやって弾いたら曲が素敵になるのかを、懇切丁寧に、繰り返し教えてくださるので、ほんとにほんとに有り難い限りなのです(。-人-。)

 

それに、手が小さい私が今後弾きやすくなるようにと、同じく手が小さくてご自身が苦労された経験を踏まえて、フレーズ毎にアドバイスしてくださるので、心強いったらありゃしません。

 

なんのコネもツテもない教室探しだったから、家からの距離と、ホムペに載ってた某メーカーの某ピアノに惹かれて体験を申し込んだんだけど、本当に先生に出会えたのは幸運としか言いようがない。

 

さて、話は変わるが画像は3楽章の一部分。

 

赤丸で囲ってある部分、苦手なのよねぇ。
何度も繰り返す下降系。
弾くたびに、
「し、しつけぇーーー!!」(=しつこい)思ってしまうのです。

 

…まずは好きにならないと(´∀`;)
技量のなさはさておき、素敵になんて弾けるわけないよな。

ツェルニー30番23とクーラウOp.55-2、1〜2楽章

日付変わっちゃってるけど、今日はピアノのレッスンでした。


今回の宿題だったツェルニー30番の23番(画像)が苦手過ぎて、これに練習が集中してしまい、もう一つの宿題である クーラウのOp.55-2、1〜2楽章の練習が疎かに。(はい、ただの言い訳です。)

 

ツェルニーと2楽章はなんとか○をもらえたが、1楽章のあまりの出来の悪さに

「難しかったかしら?」と聞かれ、

私にとって簡単な曲などこの世には皆無なので、難しいっちゃ難しいんだけど)

ツェルニーが難しくて。初見の時は3分でうわー!って叫びながらピアノから離れました照(=なので、ツェルニーばっかやってました)」
と答えたのが気の毒に思われたのか……。

 

「次回のレッスンは、1楽章をもう一回と、新しく3楽章を……あ、でも、3楽章はね、出来たらでいいのよ。あ、うーん、長いからどうかな、ほんと、出来たらでね。」

などと大変気をつかって頂くはめになり、非常に恐縮した、というお話しでした。

 

おしまい



36年振りの発表会が終わりました

先生からの
「ピアノ再開後の初めての発表会だから、チャレンジ曲より余裕をもてる曲の方がいい」
というアドバイスどおりの選曲にしました。

 

……というか、選曲期間中は、一年で本当に最も仕事がハードな時で、選曲するための譜読みをする余力がなく、ただ弾くだけなら弾いた事のある曲を選ばざるを得なかったのですが ……(フィールドのノクターンの話はどこいった?笑)

 

それでも、全く余裕などなく。


弾き始める前、「楽譜を見ながら弾けばいいんだ」と自分に言いきかせ、落ち着こうと思っていたのに、最初、鍵盤に目を落として弾き始め、ふと楽譜を眺めようと顔をあげたら、今どこを弾いているのか分からなくなっており。

更に、手が震えるのは想定内でしたが、右肩の筋肉までもがびっきんびっきん震えだすという想定外まで飛び出して。

「でももう弾き始めちまった、とにかくこのまま弾きつづけるんだ!」

という暗示をかけ、

頭の中は、「おりゃあああああああ!」状態。

弾いたのはショパンのワルツイ短調19番(17番)です。

曲調と頭の中の乖離の激しさったらなかったです。

 

そして、途中間違えて一瞬止まってしまった時、楽譜で音を確認できる状態のはずもなく、えーい!と弾き続けたらなんとか繋がったのはラッキーでしたが、そこで更に舞い上がってしまい、鍵盤をちゃんと押せない感じになってしまいました。(一応音は出てくれましたが。)

 

そして、最後の一音も抜けてしまい……。

 

 

待機してる時は「なんで発表会申し込んじゃったんだろう」って後悔しましたし、演奏もこんな感じで散々だったのに。

 

不思議なことに、終わってみれば楽しかったっていう感想しかなかったのです。

滅多に味わえない非日常を過ごせたからでしょうか?

帰り道では、また出たいな~という思いでいっぱいでした。

 


でも、あれこれ出費が痛いので、次回出るのは再来年以降かな〜と今は思っております。

おばさん、発表会に出るってよ

ピアノの発表会は実に35年振り(((;°Д°;))))
技術のなさをごまかせるわけでもない、よぼよぼ演奏のただのおばさんが子供に混じって出ることに。(蓋を開けてみれば大人だけの回でした)

 

で。
いくつか先生が候補として選んでくださった曲の中に、フィールドのノクターン5番があったので、ポチってみました。


あ、一緒にポチったブルク18は単に欲しかっただけです笑

 

正直、フィールドのノクターン5番には惹かれないので(好きな方ごめんなさいです……でもきっと、弾いているうちに好きになりそうな「スルメ系曲」なんだろうと睨んではいます。)、別の曲にする可能性が高いんですけど。

 

実は私、フィールドのノクターン6番にはだいぶ思い入れがあって、
「いつか弾きたい」
ではなく
「いつか必ず弾く」
と心に決めている唯一の曲なんです。
なもんで、選曲にかこつけて、6番も掲載されてる楽譜を買っちゃったのであります

(灬´ิω´ิ灬)

 

さて、ノクターン5番にするのか、あれにするのか、これにするのか。
よく考えたいと思いま〜す。

クーラウ Op.20 no.3 2楽章

やーっと弾けるようになってきて気付きました。
心安らぐめちゃくちゃいい曲!
なのに、思うようにはなかなか弾けず、くっそーが止まりません。
いい曲だからこそ、止まらないのです。

くっそーが減るように頑張ります(ง •̀ω•́)ง ᶠⁱᴳʰᵀᵎᵎ (この楽譜はimslpのものです)

電子ピアノ購入から、教室へ通い始めるまで

2020年4月16日は、我が家に電子ピアノが納品された日であり、私のピアノ再開日にあたります。

そりゃもう、うっきうきで鍵盤に触りました。

そしてすぐ、不安に襲われました。

なぜって、想像をはるかに超える勢いで指が動かなかったのです。

 

どれくらい動かなかったかというと、ドレミファソファミレドを低速(♩=80を八分音符で弾くイメージ)で弾いても指が転ぶのです。

 

気を取り直して、電子ピアノの付録の楽譜をめくってみました。

 

「おー、懐かしい。人形の夢と目覚めかぁ。」

なんとなーく程度でなら弾けるだろうと思いきや。

 

・・・・・・

 

出だしっから本当に弾けませんでした。

右手の重音を、同時に押すことが一つもできなかったのです。

 

おわー!ちょっと待てー!!

もう電子ピアノ買っちゃったのにどうすんだこれ!!!!

 

納品までの間は頭の中で、いつかあんな曲やこんな曲を弾けるようになりたいだの、妄想がふくらみすぎていた私はノックアウト状態。

 

多分、ピアノを再開した人がいう「指が動かない」というレベルははるかに超越していたと思います。

そして、ある事が頭をよぎりました。

ピースができなくなっているのも関係あるのでは……。

ピースってそう、あれです、じゃんけんのチョキです。

 

とある病気になり、体重が20キロ程急激に減った時、脂肪と共に筋肉も大幅に落ちたのですが、きっとそれが関係してるのでしょう、その頃からピースができなくなったのです。

今はもう病気は寛解しており、日常生活を送る分には全く何の支障もないのですが、落ちた筋力は日常生活を送るのに必要な分しか戻っておらず、感覚的にはほぼ脂肪だけで元の体重以上になってしまい、、、汗

 

いやー……先は長いぞ。

 

ほどなくして、夫の実家や私の実家から色々な楽譜が送られてきました。

夫が持っていたハノンをめくって弾いてみましたが、2オクターブ行って帰ってくるころには、腕の外側はもうパンパン&激痛状態。

これはもう、脱力が、とか、そういう問題以前のような気がした私は、とにかく腕と指の体力そのものの回復を祈るような気持ちで、休み休み弾いていました。

 

あとは、近所の楽器店で購入したピアノ曲集から、弾けそうな曲を弾いていました。

いやまぁお察しのとおり「弾けた」とは言えたようなもんじゃなかったんですけど。

それでも弾かないことには指が動くようにはならないので、何曲かトライ。

 

まず、子供のころ弾いた物から

 

次に、無理だろうけど弾いてみよう!と思ってとりあえず通してみた曲

  • 大雷雨(ブルクミュラー18の練習曲より)←何の曲か分からないくらいの低速で
  • ワルツ イ短調 遺作(ショパン←装飾音符の弾き方がなんか違う、なのに正解がわからない
  • はじめての悲しみ(シューマン←美しい曲なのに……
  • 荒野のバラ(ランゲ)←亡きうさぎによく弾いて聞かせていた(うさぎにとってはいい迷惑)ので、私にとっては思い出の曲に。

 

とまぁ、1年近くかなぁ、あれこれ試すも、何一つ満足に弾けることもなく。

うーん……、練習曲やった方がいいんかな、と、

 

 

をスタート。

そして、ここで、独学の限界を感じるのです。

何に限界を感じたかって、指の形、これで大丈夫なのかな?という不安もさることながら、一曲ごとにどの程度弾けるようになれば次に行っていいのかが自分では分からない、という点が一番大きかったです。

ブルクミュラーはまだしも、ツェルニーなんて100曲もあるのに、このペースじゃ10年かかるのでは?と。

 

どうしたもんかと悶々とする中で、やっと教室に通う事を決心。

 

2022年1月16日。

とある検索サイトに載っていたピアノ教室に問い合わせ、体験レッスンを受けました。

そこでみて頂いたのは、

でした。

 

「緊張するけど、教わるって楽しいな~。」

 

弾きづらい箇所が見違えるほど弾きやすくなって、教わるとこんなにも違うものかと感動。

気さくでとっても優しい、多分年上の先生だし(いや、私は年下の先生でも全然いいんですけど、先生によっては、初心者おばさんを相手にするのってやりづらいんだろうなと思うので……)、自宅から20分くらいかかるけど歩いて通えるし。

 

何より、先生の手、小さそう!

私は手が小さいのでこの先間違いなく苦労するから、先生からご指導頂けるのは大きい!

 

体験後、なるべく早く返事をください、みたいに言われたけど、

「もう、他の教室の体験受けなくてもいいわ。」

と心の中で納得し、その場で即決。

 

 

そして現在。

ソナチネアルバム1と、ツェルニー30番に取り組み始めたばかりといったところです。

先生は、まずは色々弾かせてあげたいと思われているのかわかりませんが、曲の完成度はそこそこ、ちょっと経験した事のない進度で、毎回譜読みに四苦八苦しています。

 

あ。今ではピース(ちょき)を完璧にできるようになりました。
まぁ、そんなレベルです。